診療科のご案内

内科(糖尿病・内分泌科)のご紹介

診療科の特色(専門分野等)
 糖尿病治療は近年目覚ましい進歩を遂げています。近年発売された薬剤にはインスリン分泌能を改善したり、ダイエット効果が期待できるものが登場しました。富山大学医学部第一内科 戸邉一之教授発案のCPI#研究の一環と して、当科で実施した臨床研究の結果※1※2※3、CPI(食後)という検査指標を用いる事で従来インスリン療法しか無いと考えられ2 型糖尿病患者様でも、 食事療法、運動療法の見直しと薬剤の適正使用により、経口薬だけでも充分に血糖コントロールが改善する可能性を見出しています。更に、最近では 外来においてインスリン導入を行っています 。
 加えて、当院でも1型糖尿病患者様への持続皮下インスリン注入療法(CSII)導入し、力ーボカウント指導も徐々に開始しており 、今後、地域の患者様のご要望に応じて提供できる体制作りに努めて参りたいと存じます。
 現在、新川地区における4疾患5事業を中心に据えた医療計画のもとで平成 21年秋からは新川地区の糖尿病連携パスが稼働しています。地域の皆様に対し、生活習慣病の発症直前からご高齢となるまで、継続的で、質の高い医療サービス提供を目標に、従来と変わらず 取り組んで参りたいと存じます。
 病診連携に関わる取り組みとして、患者様が日頃通っている、かかりつけ医の先生方より電話、紹介状、あるいは、生活習慣病の発症が疑われる方、間もない方であれば、人間ドック・検診結果をご持参頂いた上で、

糖尿病については、
  1. 糖尿病初発時の精査~教育入院と治療
    (稀ながら見られる副腎疾患・膵腫瘍鑑別診断も含む)
  2. 急性発症糖尿病(1型糖尿病)の入院と治療
  3. 糖尿病高血糖昏睡の入院と治療
    (劇症1型糖尿病、2型糖尿病治療不十分などが原因)
  4. 遷延性低血糖の入院と原因精査
  5. 持続皮下インスリン注入法 (CSII) ・カーボカウント導入(1型糖尿病患者) ならびに、外来(通院)診療として(ただし、通院で困難な場合は入院)
  6. 糖尿病合併症の外来精査(年に1回)
  7. 糖尿病食事指導
  8. 外来インスリン導入、外来 GLP-l アナログ導入(又は入院での導入)
  9. SU剤二時無効例などでの投薬内容の調整
  10. 認知症を合併する糖尿病患者の薬剤調節・認知機能評価:村上担当
  11. 糖尿病治療患者における治療不遵守の原因検索
  12. 肥満糖尿病の減量(糖質制限食、GLP-1治療)

内分泌・代謝疾患については、
  1. 内分泌異常に伴う糖尿病精査(副腎・膵臓の精査)
  2. 甲状腺機能異常の精査
  3. 脂質異常症治療
  4. 骨粗鬆症に対する外来PTH製剤導入:村上担当

老年医学については、
  1. 高齢者の栄義障害評価:村上担当
  2. 糖尿病高齢者の認知機能評価:村上担当

など、に取り組んで参る所存です。

# : CPI (C-Peptide Index,Cペプチド指標)は膵臓のインスリン分泌能を評価する指標であり、CPI=ペプチド×100/血糖値の式から算出される。

※1:外来通院糖尿病患者での治療選択における空腹時・食後CPI,SUITの有効性についての検討,2013年,第56回日本糖尿病学会年次学術集会
※2:外来通院糖尿病患者での治療選択における食後Cpep,CPI,SUITの有効性についての検討(第2報),2014年,第57回日本糖尿病学会年次学術集会
※3:外来糖尿病患者での治療選択における随時CPIの有効性の検討(第3報),2015年,第58回日本糖尿病学会年次学術集会(口演)

外来診療
曜日
村上 3診 - 3診 初診 -
赤川 - 2診 - - 2診
石木 - - - 3診 -
診療スタッフ
糖尿病・内分泌科部長
村上 史峰 (むらかみ しほう)
【専門】糖尿病、代謝(脂質、骨)、内分泌(甲状腺、副腎)
    老年医学、認知症、抗加齢医学(アンチエイジング)
【資格】
 学 位:医学博士
 認定医:内科、プライマリケア、人間ドック検診
 専門医:総合内科、糖尿病、老年病、認知症、病態栄養
     人間ドック検診、抗加齢医学
 指導医:内科、認知症、病態栄養、プライマリケア
     総合診療
 その他:産業医、NSTコーディネータ一、健康スポーツ医
赤川 直次 糖尿病・内分泌科医師
赤川 直次 (あかがわ なおじ)
【専門】一般内科、糖尿病・内分泌
内科医師(毎週木曜日)
石木 学 (いしき まなぶ)
【専門】糖尿病・代謝内科
【資格】日本内科学会認定内科専門医
    日本糖尿病学会認定糖尿病専門医
とやま労災だより