核医学科のご紹介

診療科の特色(専門分野等)

【核医学科】

各種の核医学診断を行っています。少量の放射性医薬品を注射して撮影するだけで身体に対する負担の極めて少ないさまざまな検査(シンチグラフィ)ができます。撮影には最新型のGE(ジェネラルエレクトリック)社製2検出器型ガンマカメラInfinityを用いています。

【核医学PET診断センター】

PET/CTによる診断とPETがん検診を行っています。PETとは、がんに集積する性質のあるFDG(フルオロデオキシグルコース)という薬品を注射し、FDGから放出されるガンマ線を検出する装置で全身を撮影して、体内の病変を発見するものです。PET/CT装置は、PETと同時にX線CTも撮影すること従来よりもさらに小さいがんも検出できるように改良されたもので、当センターではGE社製PET/CT Discovery STを導入しています。

→核医学PET診断センターについて詳しくはこちら

主な検査・手術名

FDG PET/CT
  • がん検診
  • 保険適応疾患の診断
  • てんかん、虚血性心疾患、肺がん、乳がん、大腸がん、頭頸部がん、脳腫瘍、膵がん、悪性リンパ腫、転移性肝がん、原発不明がん、悪性黒色腫、食道がん、子宮がん、卵巣がん
脳血流シンチ
  • 認知症(痴呆)の鑑別診断
  • アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性(ビンスバンガー型、SSID)、前頭側頭葉型(ピック病)、老人性痴呆 等
心筋血流シンチ

虚血性心疾患の診断、心不全の原因検索

心筋BMIPPシンチ

異型狭心症の診断

心筋MIBGシンチ
  • 心筋交感神経機能
  • パーキンソン病、レビー小体病の診断
骨シンチ
  • 骨盤不全骨折、大腿骨頸部骨折の検出
  • 骨転移の診断
ガリウムシンチ

不明熱の診断

そのほか当院で施行している検査

心プールシンチ、下肢RIアンギオグラフィ、消化管出血シンチ、肺血流シンチ、下肢ベノグラフィ、タリウムシンチ、レノグラム、甲状腺シンチ、唾液腺シンチ、副甲状腺シンチ

ご予約・お問い合わせ

RI

放射線科受付(内線2400)
TEL 0765-22-1280(代表)

診療担当

曜日
核医学科  村守  村守  村守  村守  村守

診療スタッフ

核医学科部長・核医学PET診断センター長 村守 朗

核医学科部長
村守 朗(むらもり あきら)
【専門】
心臓・核医学
【資格】
日本核医学会専門医