睡眠時無呼吸症候群外来

この病気は、昼間の眠気による様々な日常生活上の障害、事故の原因となるとともに、長い間放置すると心臓、脳などの病気を発症し、長生きできないか、寝たきりになる重症な病気になりやすくなる原因という2点でとても重要な病気です。
寝ている間の病状なので、ご本人はもちろん、別室で寝ておられるご家族様も病気があるとは気づかずにおられる場合が、まだまだ多いようです。独居の方も自分ではまったくお気づきになりません。
また、血圧を下げる薬を複数使用しても、なかなか血圧がすっきり下がらない方、糖尿病のコントロールが今ひとつの方、心臓病等の病状が思わしくない方などの中にも、この病気をお持ちの方がおられる可能性があります。これらの患者様で、肥満といびきがある場合は是非一度無呼吸症候群のチェックが必要です。
日常生活でのこの病気のサインとして大切なものとしては、睡眠中に、「いびきが大きい、いびきが突然止まったり、再開する。無呼吸がある。そのいびきや無呼吸の最中に、苦しそうに体を動かしている」と言う状況を、家人によって確認されているということです。肥満の方が多いです。これらの方は無呼吸症候群の要注意群です。

当院ではこの病気のスクリーニングから精密検査である終夜睡眠ポリグラフィーまで診断可能な体制を整えて診療を行っております。診療時は月曜の午後15時からです。平日午後に内科外来へご予約の上、ご来院をお待ち致しております。禁煙外来共々長生きのお手伝いをさせていただきたいと存じます。