厚生労働大臣の定める掲示事項(令和7年5月1日現在)
1 当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
2 入院基本料について
当院は、急性期一般入院料2(日勤、夜勤あわせて)入院患者10人に対し1人以上の看護職員を配置しております。なお、病棟、時間帯、休日等で看護職員の配置が異なります。
実際の看護配置につきましては、各病棟に掲示しております。
3 入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制について
当院では、入院の際に医師を初めとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画 策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしております。
4 DPC対象病院
当院は、入院医療費の算定にあたり、包括評価と出来高評価を組み合わせて計算する「DPC対象病院」となっております。
令和7年5月1日現在
※医療機関別係数 1.4215
(基礎係数 1.0451 + 機能評価係数Ⅰ 0.3073 + 機能評価係数Ⅱ 0.0489 + 救急補正係数 0.0202)
5 明細書の発行状況に関する事項
当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる診療明細書を無料で発行しております。
また、公費負担医療費の支払いが発生しない方につきましても診療明細書を無料で発行しております。
なお、診療明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、ご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行を含めて、診療明細書の発行を希望されない方は、③計算窓口にてその旨お申し出下さい。
6 東海北陸厚生局長への施設基準届出事項
●入院時食事療養費
当院では、入院時食事療養(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士又は栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)、適温で提供しています。
当院は、特別メニューの食事を提供しております。特別メニューの料金は、1食あたり17円(税込)となっており、詳細は各病棟のデイルームに掲示しています。
●施設基準届出事項一覧(基本診療料・特掲診療料)
別添の施設基準届出事項一覧をご参照ください。
7 保険外負担に関する事項
当院では、以下の項目について、その使用量、利用回数に応じた実費のご負担をお願いしております。別添の保険外負担一覧表をご参照ください。
なお、当院では、衛生材料等の治療(看護)行為及びそれに密接に関連した「サービス」や「物」についての費用の徴収や、「施設管理費」等の曖昧な名目での費用の徴収は行っておりません。
●特別療養環境の提供【保険外併用療養費】
当院では、特別療養環境室(有料室)をご用意しております。利用を希望される方に、室料差額料金を徴収いたします。別添の室料差額料金表をご参照ください。
●地域医療支援病院の初診及び再診【保険外併用療養費】
当院は地域医療支援病院、紹介受診重点医療機関に指定されており、かかりつけ医や身近な医療機関からの紹介状を持って受診いただくことに重点をおいた医療機関です。
他の保険医療機関等からの紹介によらず、当院に直接来院された方を対象として、通常の診療費の他、初診にかかる費用として7,700円をご負担いただきます。ただし、緊急その他やむを得ない事情により来院した場合はこの限りではありません。
また、再診の患者さんのなかで、当院から他の医療機関等を紹介されたにもかかわらず、当院への継続希望をされた方を対象として、通常の診療費の他、再診にかかる費用として3,300円をご負担いただきます。ただし、緊急その他やむを得ない事情により来院した場合はこの限りではありません。
初診時選定療養費 7,700円
再診時選定療養費 3,300円
●入院期間が180日を超える入院【保険外併用療養費】
入院医療の必要性が低いにもかかわらず、患者さん側の事情により180日を超えて入院される場合は、1日につき2,673円を別途徴収いたします。
1日につき 2,673円(消費税込)
●白内障患者に対する水晶体再建術に使用する多焦点眼内レンズ支給【保険外併用療養費】
当院では、多焦点眼内レンズを使用する白内障手術を受けられる場合、選定療養の費用として、通常の診療費とは別に、次のレンズ費用(自費)をご負担いただきます。
189,100円(消費税込)
製品名 Vivinex ジェメトリック HOYA XY1-G
211,100円(消費税込)
製品名 Vivinex ジェメトリック HOYA XY1-GT2、XY1-GT3、XY1-GT4、XY1-GT5、XY1-GT6
●長期収載品の処方等又は調剤に関する事項
長期収載品の選定療養とは、令和6年度診療報酬改定により令和6年10月1日から導入されている制度です。
(※長期収載品とは:後発医薬品(ジェネリック医薬品)がある先発医薬品)
患者さんの希望により長期収載品を処方した場合に、長期収載品と後発医薬品の差額の4分の1に相当する金額を、選定療養費(特別の料金)として患者さんにご負担いただく仕組みです。
~対象となる医薬品~
・後発医薬品が市販されて5年以上経過した長期収載品
・後発医薬品への置換率が50%以上を超える長期収載品
※注射剤も対象
~対象外になる場合~
・医師が医療上の必要性があると判断し長期収載品を処方した場合
・後発医薬品の提供が困難な場合
・バイオ医薬品
~負担金額~
長期収載品の価格と後発医薬品内での最高価格との価格差の4分の1
※選定療養費には別途消費税もかかります。
具体的な対象医薬品リストなど、詳細についてはこちらをご確認ください。
後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について(厚生労働省のホームページが開きます)
8 院内掲示事項及びウェブサイト掲載事項
●医療DX推進体制整備加算
当院は医療DXを推進して質の高い医療を提供できるように体制整備を行っております。
☑オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して診療を実施しております。
☑マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。
☑電子処方箋の発行、電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXにかかる取組を実施してまいります。(今後導入予定です。)
●医療情報取得加算
☑当院はオンライン資格確認を行う体制を有しています。
☑当院を受診した患者さんに対し、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行います。
●医師事務作業補助体制加算
当院では医師の負担軽減及び処遇改善のため、さまざまな取り組みを行っております。
詳細は、医療従事者の負担軽減及び処遇改善に関する取組みをご参照ください。
●栄養サポートチーム加算
当院では栄養サポートチームによる診療が行われており、栄養サポートチーム加算を算定しております。
詳細については、各病棟等に掲示しておりますのでご参照ください。
●医療安全対策加算
当院では医療安全管理者等による相談及び支援が受けられます。
詳細については、各病棟等に掲示しておりますのでご参照ください。
●感染対策向上加算
当院では院内感染防止対策に関する取り組みを行っています。
詳細については、各病棟等に掲示しておりますのでご参照ください。
●患者サポート体制充実加算
当院では、患者さんやご家族からのご相談等に対応する窓口(皆さまの相談室)を設置しています。ご相談等に対して専門のスタッフが対応させていただきます。
詳細については、各病棟等に掲示しておりますのでご参照ください。
●後発医薬品使用体制加算
当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取組などを実施しています。
当院では、医薬品の供給不足等が発生した場合に、治療計画等の見直し等、適切な対応ができる体制を整えております。
なお、状況によっては、患者さんへ投与する薬剤が変更となる可能性がございます。変更に当たり、ご不明な点がありましたら、当院職員にご相談ください。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
●入退院支援加算
当院では、患者さんが安心・納得して退院し、早期に住み慣れた地域で療養や生活を継続できるように、施設間の連携を推進し退院のご支援を実施しております。
詳細については、各病棟等に掲示しておりますのでご参照ください。
●協力対象施設入所者入院加算(介護保険施設等との連携について)
当院は、以下の介護保険施設等の協力医療機関として定められており、連携して
入所者の病状の急変時に適切な入院受け入れを行っています。
<介護保険施設等の名称> 令和7年4月1日現在
〇社会福祉法人海望福祉会
特別養護老人ホームあんどの里
障害者支援施設ひゞき
〇医療法人社団ホスピィー/有限会社ハピネス
介護療養型老人保健施設ちょうろく
老人保健施設ちょうろく
小規模多機能型居宅介護経田ちょうろく
石垣ちょうろくハウス
ショートステイ/デイサービスちょうろく
〇医療法人社団友愛病院会
黒部温泉病院介護医療院
〇医療法人社団七徳会
魚津病院介護医療院
魚津老人保健施設
〇社会福祉法人新川老人福祉会
特別養護老人ホーム新川ヴィーラ
地域密着型特別養護老人ホーム片貝ヴィーラ
軽費老人ホーム新川ハイツ
ケアハウス魚津ハウス
グループホームちゅうりっぷ
グループホームしんきろうハウス
●院内トリアージ実施料
当院では、夜間、休日または深夜において、受診された患者さんに対して、院内トリアージを実施しております。
トリアージとは、救急患者を緊急度・重症度に応じて振り分け、より早く診療が必要な患者さんから優先して診療を行っていく方式です。
トリアージする事により、早急に診察が必要な重症患者さんは、長時間待つことなく診療を受けることができます。
●外来腫瘍化学療法診療料1について
・専任の医師、看護師又は薬剤師を院内に常時1人以上配置し、本診療料を算定している患者様から電話等による緊急の相談等に24 時間対応できる連絡体制を整備しています。
・急変時等の緊急時に当該患者様が入院できる体制を確保しています。
・実施される化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会を開催しています。
●ニコチン依存症管理料
当院はニコチン依存症管理料の届出を行っており、禁煙の為の治療的サポートをする禁煙外来を行っています。
詳細については、院内に掲示しておりますのでご参照ください。
●コンタクトレンズ検査料
コンタクトレンズの装用を目的としている方で、当院に初めて受診された方は、初診料を算定されます。
当院で過去にコンタクトレンズ検査料が算定されている場合には、外来診療料が算定されます。
★初診料・・・291点
★外来診療料・・・76点
★コンタクトレンズ検査料1・・・200点
◆コンタクトレンズ装用の為に受診された方でも、厚生労働省が定めた疾患がある場合には通常の診察になります。
(装用を中断する必要がある場合、緑内障、網膜硝子体疾患、内眼手術の術後、遠視、弱視、円錐角膜等)
◆治療を要する場合には、別途薬代や処方料等がかかります。
◆ご不明な点があれば、おたずねください。
◆コンタクトレンズ診療担当医 眼科 小澤 由明
(眼科診療経験 十分な診療・手術経験を有する)
●下肢末梢動脈疾患指導管理加算
専門的な治療体制を有している医療機関と連携を行っています。
詳細については、院内に掲示しておりますのでご参照ください。
●一般名処方加算
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、医薬品の有効成分をもとにした一般名処方※を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※一般名処方とは
処方箋には、患者さんが受け取る医薬品が記載されていますが、医薬品の商品名を記載する場合と、一般名(有効成分名)を記載する場合があります。このうち、一般名で記載して処方することを一般名処方といいます。一般名処方で記載された処方を受け取った場合、有効成分名が同一である医薬品が複数あれば、薬剤師と相談して、患者さんと一緒に選ぶことができます。
●手術実績
厚生労働省が定める手術に関する施設基準に基づき、当院における令和6年1月~12月までの期間について、手術実績を示します。別添の手術実績をご参照ください。
★医科点数表第2章第10部手術の通則の5及び6(歯科点数表第2章第9部手術の通則4を含む)に掲げる手術
1 区分1に分類される手術 ア~オ
2 区分2に分類される手術 ア~キ
3 区分3に分類される手術 ア~キ
4 区分4に分類される手術
5 その他の区分に分類される手術 ア~オ
★緊急整復固定加算及び緊急挿入加算に関する手術件数
大腿骨近位骨折後48時間以内に実施した手術
9 医療従事者の負担軽減及び処遇改善に関する取組み
当院では医療従事者の負担軽減及び処遇改善のため、さまざまな取り組みを行っております。
詳細は、別添をご参照ください。
【病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善に資する計画】
- 医師と他職種による役割分担
- 診療応援等医師の活用
- 地域医療機関との連携推進
- 外来患者数縮小への取組み
- 医師の勤務体制等に係る取り組み
【看護職員の負担の軽減及び処遇の改善に資する計画】
- 業務量の調整
- 新卒職員、新入職員、妊娠中の看護職員に対する配慮
- 妊娠・子育て中、介護中の看護職員に対する配慮
- 看護補助者の配置
- 多職種との業務分担
- 多様な勤務形態の導入
- 研修会・勉強会の実施時間の検討
- 人員に関すること
【医療職の負担の軽減及び処遇の改善に資する計画】
- 放射線部門に関すること
- 薬剤部門に関すること
- 臨床検査部門に関すること
- リハビリテーション部門に関すること
- 臨床工学部門に関すること
- 栄養管理部門に関すること
【その他】
全職種に関すること
以上