病院概要
富山労災病院の理念・基本方針
理念
『私たちは、働く人々・地域の皆さんに信頼され、愛される「面倒見の良い病院」を目指します』
基本方針
『勤労者の健康管理と早期の職場復帰を支援します』
『地域の皆さんの健康管理に貢献します』
『患者さんの立場にたった医療を目指します』
『安全で質の高い医療を提供します』
『病院理念を実現するため、健全な経営を目指します』
院長ご挨拶 ~新たな年を迎え~

令和7年1月1日
病院長 角谷 直孝
新たな年を迎えるにあたり、地域の皆様に新春のご挨拶を申し上げます。
思えば昨年元日の大地震からはや1年が経過しました。コロナ感染は未だ完全に終息した訳ではなく、昨年も院内では何度か小規模のクラスターが発生しましたが、診療機能に大きな障害はなく無事に経過いたしました。その一方で、今年度の医療を取り巻く環境の厳しさは、コロナ感染が感染法上の5類に引き下げられた令和5年度以上のものとなっています。特に令和6年6月に行われた診療報酬の改定では、急性期病院の運営には向かい風となるものが多く、物価の高騰も相まって病院経営に大変な逆風が吹いています。このような状況下にあっても、富山ろうさい病院では超高齢化社会を迎えた地域の皆様の健康を守っていくために、職員一同が地域医療を守っていくのだという信念を持って日々の仕事に取り組んでいます。
経営環境の厳しい状況下であっても、経済的合理性の観点のみから地域医療を考えず、社会インフラとしての、地域医療を守る砦としての富山ろうさい病院の重要性を自覚して、今後も仕事に取り組んでいくつもりです。しかしながら一方で、安全で良質な医療を市民の皆様に提供していくためには経営基盤を安定させることも不可欠です。医療機関自身も社会のニーズにこたえて自ら病院機能の見直し、合理化を進めていかねばならないことは言うまでもありません。このような観点から富山ろうさい病院では、高齢者の救急搬送例をこれまで通り積極的に受け入れつつ、コロナ禍の収束した令和5年6月より地域包括ケア病棟を再開しました。これは75歳以上、特に85歳以上の高齢者の要支援・要介護者が増加する社会にあっては、急性期医療の現場での生活支援が必要になることから、高齢者医療の需要が増加する時代に必要な入院機能として「回復期機能を持つ急性期病院」こそが、今後の高齢化社会を守る地域の中核的存在になるという確信があるからです。
今後は、人口減少に対応しつつ、病院機能の維持を図るために診療機能の選択と集中などにも取り組んでいく必要があると考えていますが、地域の皆様には今後とも引き続き富山ろうさい病院をご支援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

院長ご挨拶

富山労災病院 院長
角谷 直孝
この度、平野典和病院長の後任として令和5年4月より富山労災病院第10代病院長に就任した角谷直孝です。
当院は旧労働省の管轄である労働福祉事業団傘下の1病院として黒部、有峰の電源開発工事に伴う労働災害に対処するため設立された病院です。
現在は、厚生労働省の外郭団体である独立行政法人労働者健康安全機構傘下の病院として、北陸で唯一のアスベストの診断、治療に対処するアスベスト疾患センターを有するとともに、いわゆる5疾病のうち精神疾患を除いた4疾病と5事業のうちの救急医療を担っております。
さらに、国の政策医療である治療、就労両立支援については、国の指定に先駆けて、すべての疾患に対する治療、就労両立支援を当機構の重点政策として取り組んできました。
私は金沢大学出身で、2011年4月に外科部長として当院に赴任して参りました。以来12年間、臨床面では消化器外科専門医として消化器癌の手術や抗癌剤治療、急性腹症などの手術に取り組む一方、地域医療連携室長として地域の診療所、病院の先生方との連携の旗振り役を努め、当院の理念である『働く人々・地域の皆さんに信頼され、愛される病院を目指します』を実現するため日々取り組んで参りました。
2016年11月には念願であった新病院での診療が始まり、素晴らしい環境で仕事ができることに感銘を受け、改めて地域医療を守ることの使命を感じました。新病院は最新の施設に加え、医療機器も魚津市の御支援などにより最先端の機器を備えることができ、以前にも増して病院機能を充実させて魚津市唯一の公的病院として、魚津市民病院的な立ち位置を確立できたと思っております。
しかしながら、当院が新病院での診療を開始した前後から医療を取り巻く環境は大きく様変わりしつつありました。巷でも話題となったいわゆる2025年問題がその一つです。富山県の地域医療構想の検討が県内の2次医療圏を中心に始まりました。団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けて、これまでの医療ニーズが大きく変化するであろうことを視野に、医療提供体制の方向転換を計画するものでした。当院が属する新川医療圏でもこの構想に従い計画が策定され、当院では独自の判断で37床の急性期病床の休床と障害者病棟を閉鎖し、回復期の病床である地域包括ケア病棟を導入しました。
さらに、2020年に始まったコロナパンデミックでは、増え続けるコロナ感染者の入院治療に対応するため、一時的に地域包括ケア病棟を休止してコロナ専用病棟の運用を開始しました。未知の病気との戦いは想像を絶するものでしたが、我々は発熱外来や救急外来での発熱患者の対応、コロナ感染者の入院の必要性を評価する外来など、内科医師だけでなくすべての診療科の医師と共に、看護師、コメディカルが一丸となって取り組んできました。
その一方、この現象は当院だけのものではないのですが、外来、入院とも患者数の減少が常態化しております。今後、当地域では急速に若年人口の減少、高齢化が進み、10年以内に高齢者人口も減少局面に入ると予測されています。
このような状況を踏まえ、今後、早急にウイズコロナ下での診療体制の確立に向けて対策を講じなければなりません。また、医師の高齢化、大学から派遣される医師数の減少により、今後これまでと同等の医療(特に救急医療)を提供できるのか、不安は尽きません。しかし、良質で安全な医療を地域の皆さんに提供するというミッションには、今後も全力で挑み続けてゆく所存です。 私病院長は元より、今後も職員一丸となって全力を尽くす覚悟でございます。地域の皆様には引き続き、富山労災病院への御支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

患者の権利
富山労災病院では以下に掲げる患者さんの権利を尊重します。
- 個人として尊重され、良質な医療を公平に受ける権利
患者さんは、医師を始め全ての職種から人格を尊重され、丁寧で思いやりのある医療を公平に受ける権利があります。 - 十分な説明と情報提供を受ける権利
患者さんは、病名・症状・検査や治療方法とその危険性、代替手段、経過や予後の見通し、薬の内容や副作用などについて充分な情報や説明を受ける権利があります。 - 自らの意思で選択・決定する権利
患者さんは、医療の情報や説明を理解したうえで、自らの意思に基づいて治療方法等に同意・選択・拒否する権利があります。
そのため、自らの診療情報の開示や他院を含め医師の意見(セカンドオピニオン)を求める権利があります。 - 個人情報やプライバシーを保護される権利
患者さんは、個人の秘密や診療に関する情報などのプライパシーを保護される権利があります。 - 新しい薬の臨床試験や研究途上にある治療について、これを受け、またいつでも拒否できる権利
当院で実施している新しい薬の臨床試験や新しい治療法の臨床研究については、その目的、危険性などに関して十分な情報提供を受け、患者さん自らの意思に基づき同意・拒否する権利があります。
子どもの患者 の権利
- ひとりの人として大切にされます。
- あなたにとって一番よいと考えられる診療を受けることができます。
- 安心、安全な環境で必要な医療を受けることができます。
- 病気や治療について、わかりやすく説明を受けることができます。
自分の気持ち・希望・意見など不安なことについて病院の人や家族に聞いたり、話したりすることができます。 - 希望どおりにならなかったときに理由の説明を受けることができます。
- 差別されずにこころやからだを傷つけられない権利があります。
- 知られたくない秘密や病気・けがについて勝手に人に教えたり、話したりしません。
- 病院にいても本を読んだり、勉強したりすることができます。
- 訓練を受けた専門的なスタッフから治療とケアを受けることができます。
- 今だけでなく、これから先も、病気やけがを治してもらえます。
患者の責務
- 正確な情報を提供するとともに、疾病や医療を十分理解する責務
適切な医療を提供させていただくため、ご自分の健康に関する情報は、できる限り正確に伝える責務があります。 - 医療に積極的に取り組む責務
患者さん自ら積極的に医療に参加する責務があります。また、医療スタッフの説明がわからない時は、納得できるまで質問などして自らの疾病や医療について十分理解する責務があります。 - 快適な医療環境づくりに協力する責務
より良い療養生活をお送りいただくため、また他の患者さんの療養環境を損なわないよう、院内規則及び医師や看護師の指示を守る責務があります。 - 社会的ルールを守る責務
患者さんには、社会的なルールを遵守し、他の患者さんのプライバシーや権利を尊重し、また、医療費を適正に支払う責務があります。
富山労災病院臨床倫理規程
富山労災病院は、患者の権利を尊重し、臨床の場における倫理の原則を下記の如く定め、患者にとって最良と思われる医療を平等に提供するよう心がける。その実現のため、個々の診療において発生する倫理的問題解決のためお互いの価値観を尊重しながら患者および家族との対話を重視するものとする。
- チーム医療のもと、医学的適応を確認し最良の医療を提供
- 患者の病歴、診断、予測される予後から治療目標を設定し、最も適切と思われる治療方法を示す。
- チーム医療を原則とし、他の専門医の意見を取り入れる。
- 患者の意向を尊重
- 検査や治療は「説明を同意」のもと始まるので、十分な説明と話し合いを行った上で、患者の意向に基づいて検査や治療方法を選択する。
- 患者に判断能力がない場合には、家族や代理人などによる代理決定を行う。
- 治療を拒否された場合はその理由を検討し、最善と思われる治療を一緒に考える。
- 患者の生活の質(QOL)を考えた医療を提供
- 治療との兼ね合いを考えながら、なるべく生活の質が保たれるよう患者と話し合いを行う。
- 在宅療法や緩和ケアなども必要に応じて計画し提示すること。
- 在宅で介護を担当されるご家族の負担を軽減するための話し合いを行う。
- 患者を取巻く状況を把握し医療に生かす
- 患者の治療に際して影響を及ぼす家族の問題について考え医療活動に生かす。
- 患者の経済状況や宗教に関しても納得のいく方法を考える。
- 医薬品やベッドなどの医療資源は、患者の病状を考慮した上で公平に患者に分配する。
- 医療者には患者の病状に関する秘守義務がありこれを遵守する。
これを破棄せざるを得ない場合は、その正当性を確認する。
- 倫理委員会での審議結果に従った医療を提供
※QOLとは
quality of life(生活の質)の略で、人間の生活を量的にのみとらえるのではなく、精神的な豊かさや満足度も含めて、質的にとらえる考え方で、患者が評価できるものである。
富山労災病院個人情報保護方針(プライバシーポリシー)
当院は、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律において、その活動の中で個人情報を保護することが定められております。そのために当院では、以下の個人情報保護方針を定め、患者さんの権利・利益を保護してまいります。
- 個人情報の収集について
当院が患者さんの個人情報を収集する場合、診療・看護および患者さんの医療にかかわる範囲で行います。その他の目的に個人情報を利用する場合は利用目的を、あらかじめお知らせし、ご了解を得た上で実施いたします。ウエブサイトで個人情報を必要とする場合も同様にいたします。 - 個人情報の利用及び提供について
当院は、患者さんの個人情報の利用につきましては以下の場合を除き、本来の利用目的の範囲を超えて使用いたしません。- 患者さんの了解を得た場合
- 個人を識別あるいは特定できない状態に加工(注1) して利用する場合
注1)単に個人の名前などの情報のみを消し去ることで匿名化するのではなく、あらゆる方法をもってしても情報主体を特定できない状態にされていること - 法令等により提供を要求された場合 当院は、法令の定める場合等を除き、患者さんの許可なく、その情報を第3者(注2)に提供いたしません
注2)第3者とは、患者さん本人および病院以外をいい、本来の利用目的に当てはまらず、または患者さん本人によりその個人情報の利用の同意を得られていない団体または個人をさします
- 個人情報の適正管理について
当院は、患者さんの個人情報について、正確かつ最新の状態に保ち、患者さんの個人情報の漏えい、紛失、破壊、改ざん又は患者さんの個人情報へのアクセスを防止することに努めます。 - 個人情報の確認・修正について
当院は、患者さんの個人情報について開示を求められた場合には、遅滞なく内容を確認し、当院の「患者情報の提供等に関する内規」に従って対応いたします。また、内容が事実でない等の理由で訂正を求められた場合も、調査し適切に対応いたします。 - 問い合わせ窓口
当院の個人情報保護方針に関してのご質問や患者さんの個人情報のお問い合わせは下記の窓口でお受けいたします。
診療情報の提供:医事課
その他の保有個人情報:総務課 - 法令の遵守と個人情報保護の仕組みと改善
当院は、個人情報の保護に関する日本の法令、その他の規範を遵守するとともに、上記の各項目の見直しを適宜行い、個人情報保護の仕組みの継続的な改善を図ります。
富山労災病院個人情報利用目的
当院は、患者さんに安心して医療を受けていただくために、安全な医療をご提供するとともに、患者さんの個人情報の取り扱いにも、万全の体制で取り組んでいます。
- 院内での利用
- 患者さんに提供する医療サービス
- 医療保険事務
- 入退院等の病棟管理
- 会計・経理
- 医療事故等の報告
- 当該患者さんへの医療サービス向上
- 院内医療実習への協力
- 医療の質の向上を目的とした院内症例研究
- その他、患者さんに係る管理運営業務
- 院外への情報提供としての利用
- 他の病院、診療所、助産院、薬局、訪問看護ステーション、介護サービス事業者等との連携
- 他の医療機関等からの照会への回答
- 患者さまの診療等のため、外部の医師等の意見・助言を求める場合
- 検体検査業務等の業務委託
- ご家族への病状説明
- 保険事務の委託
- 審査支払機関へのレセプトの提供(適切な保険者への請求を含む。)
- 審査支払機関または保険者への照会
- 審査支払機関または保険者からの照会への回答
- 事業者等から委託を受けた健康診断に係る、事業者等への結果通知
- 医師賠償責任保険等に係る、医療に関する専門の団体や保険会社等への相談または届出等
- その他、患者さまへの医療保険事務に関する利用
- その他の利用
- 医療・介護サービスや業務の維持・改善のための基礎資料
- 利用者へ提供するサービス
- 治療就労両立支援部で行われる医学研究外部審査機関への情報提供
- 外部監査機関への情報提供
- 労働者健康安全機構の年度計画に法人の活動として位置付けられた研究
- アスベスト疾患・研究センターで行われる医学研究
- 学会、研究会、学会誌などでの報告
- 問い合わせ窓口
上記のうち、他の医療機関への情報提供について同意しがたい事項がある場合には、その旨を担当窓口(医事課)までお申し出ください。
お申し出がないものについては、同意していただけたものとして取り扱わせていただきます。
これらのお申し出は、後からいつでも撤回、変更等することが出来ます。
【お問い合わせ窓口】
診療情報提供:医事課
その他の情報提供:総務課
手術治療情報データベース事業(NCD)への参加について
当科は、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者様に最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。この法人における事業を通じて、患者様により適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく、当院が患者様に最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます。何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。詳しくは下記NCDの患者様向け資料をご覧ください。
National Clinical Database(NCD)
専門医制度と連携したデータベース事業について
登録対象診療科
外科、泌尿器科、脳神経外科、整形外科、循環器内科
富山労災病院臨床研究倫理規程
臨床研究とは、「疾病の予防方法、診断方法および治療方法の改善、疾病原因および病態の理解ならびに患者の生活の質の向上を目的として実施される医学系研究であって、人を対象とするもの」をいう。
臨床研究を行う際に最も重要なことは人権の保護であり、世界医師会が発表したヘルシンキ宣言の中に詳しく記されている。また日本では平成16年12月に厚生労働省が「疫学研究に関する倫理指針」、「臨床研究に関する倫理指針」を告示している。さらに学会も独自に倫理指針を発表しており、当院での臨床研究の被験者の生命、健康、プライバシー、尊厳を守るというこれらの倫理指針に則って行う。
臨床研究を実施するための必須条件
- 倫理的かつ科学的に適正な臨床研究計画書を作成し、それを遵守すること。
- 臨床研究に関わるものから独立した委員会(倫理委員会)で臨床研究計画書および被験者への同意説明文書が審議され承認されること。
- 研究に先立ち、被験者から適正なインフォームド・コンセントが文書で得られること。被験者が経済上または医学上の理由により不利な立場にある時は、被験者の自由意志の確保に十分配慮すること。
- 被験者の安全を優先し、病状の悪化などを認めた場合は研究を中止すること。
臨床研究計画書
原則として以下の事項を記載する。
- 被験者の選定方針
- 当該臨床研究の意義・目的・方法・期間、研究に参加することにより期待される利益及び起こりうる危険
- 個人情報の保護の方法
- 共同臨床研究機関の名称
- 研究者等の氏名・職名
- インフォームド・コンセントを受けるための説明事項及び代諾者を含めた同意文書、同意撤回書
- 当該臨床研究に伴う補償の有無
- 当該臨床研究に係る資金源
臨床研究を行うにあたって被験者または代諾者に対する説明事項
- 当該研究の意義・目的・方法・期間。
- 研究者等の氏名・職名。
- 被験者として選定される理由。
- 当該臨床研究に参加することにより期待される利益及び起こりうる危険性。
- 個人情報は保護されること。
- 個人情報の取り扱い、提供先の機関名、提供先のおける利用目的が妥当であること等について倫理委員会で審査した上で、当該臨床研究の結果を他の機関へ提供する可能性があること。
- 当該臨床研究に係る資金源。
- 当該臨床研究に伴う補償の有無とその内容。
- 被験者及び代諾者などの希望により、他の被験者の個人情報や当該臨床研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、この研究の計画や方法についての資料を入手または閲覧することができること。
- 当該臨床研究の成果により特許権などが生み出される可能性があること及びその場合の帰属先。
- 被験者を特定できないようにした上で、当該臨床研究の成果が公表される可能性があること。
- 当該臨床研究への参加は任意であること。
- 当該臨床研究への参加に同意しないことをもって不利益な対応を受けないこと。
- 臨床研究の途中であっても、不利益を受けることなく撤回できること。
- 被験者からのインフォームド・コンセントを受けることが困難な場合には、当該臨床研究の重要性及び被験者の当該臨床研究への参加が当該臨床研究を実施するに当り必要不可欠な理由を記載しておく。
- 問い合わせ、苦情などの窓口連絡先などに関する情報。
臨床情報の公開について
臨床研究を実施する際に、文書もしくは口頭で説明・同意を行い実施しますが、患者さんへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いた研究等については、対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得る必要はありません。しかし、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開し、拒否の機会を保障することが求められています。このような手法をオプトアウトと言います。オプトアウトを用いた臨床研究は以下のとおりです。なお、研究への協力を希望されない場合は担当者までお知らせください。
輸血に対する考え方
- 当院は、「輸血を拒否する患者に対して無輸血での治療を原則とするが、輸血無しでは生命の維持が困難となった場合は輸血を行う」相対的無輸血を方針とします。
- エホバの証人の方が提示する「免責証書」等、絶対的無輸血治療に同意する文章には署名をいたしません。
- 宗教的に輸血を拒否する患者に対して輸血が必要な場合は、当院ガイドラインおよびフロ-チャートに沿って進めますが、時間外で1名の医師しか在席しない場合は、患者の医療に関する判断能力の評価については看護師を含めた複数名で行う事とします。
- エホバの証人医療機関連絡委員会について
患者がエホバの証人である場合は、教団に上記委員会が存在し、信者と医療機関との橋渡しを行っています。転院先等について患者と同意の上で相談を行う事も可能です。
リンク:輸血療法マニュアル「宗教的輸血拒否に関するガイドライン」
当院の臓器提供に関する方針
富山労災病院は、患者の意思を尊重するという方針に基づき医療を行っており、終末期や死に際しても患者の意思が尊重されるべきと考えています。
患者さんや御家族から臓器提供の意思表示があった場合、その御意思に沿えるよう院内体制を整えております。
なお、入院の際、「臓器提供意思表示」の有無を確認しております。
当院では3名の院内コーディネーターが、ご質問やご相談をお伺いしております。
*外来の方は「1階皆さまの相談室」でご相談ください。
*入院の方は各病棟師長へご相談ください。
病院の特色
魚津地区唯一の公的病院として医師会と連携を取りながら、相互に補完する形で各診療科を整備しており、地域の人達に医療を通しての福祉に貢献できるように、診療体制の充実を図っています。
また、労災病院として担うべき役割を果たすため、労災患者の治療やリハビリテーションおよび勤労者の作業関連疾患への対応や健康管理に積極的に取り組んでいます。さらに、地域住民全体の医療ニーズにこたえる地域の中核病院としての役割を果たすため、心臓血管連続撮影装置をはじめ、MRI・高速CT・リニアック治療装置、アイソトープ使用のガンマカメラ診断システム、各種の超音波画像診断システムなどの最新鋭機器を導入し、常に的確な診断と適切な治療を提供するよう不断の努力を重ねています。
一方、地域医療圏の二次救急体制の病院群輪番制病院として、救急医療への100%対応を目標に尽力しています。
病院の沿革
昭和20年代後半から30年代にかけて、日本経済の高度成長とともに増大した電力需要に応えるため、電力会社各社は、北アルプスの豊富な雪解け水を利用すべく、相次いで発電所(ダム)を建設しました。
とりわけ、常願寺川の有峰ダム、黒部川の黒四ダムなどの巨大ダムの建設にあたっては、莫大な資材や機器が搬入され、また多くの人手が投入されたことで、これに伴う労働災害もまた多く発生することとなりました。
労働省(現厚生労働省)では、多発する労働災害に対応するため当地に労災病院の設置が必要として検討していたところ、当院が立地する魚津市より、土地の提供(約29,000㎡)の申し入れがあったことで、急遽、昭和30年から5ケ年計画で労災病院の建設を進めることとなりました。
当院の開院は昭和33年5月です。
建設中の建物の一部完成を待って、内科、外科、整形外科の3診療科及び40床の病床で診療を開始しました。昭和34年には、眼科、耳鼻いんこう科、歯科の3診療科を加え、病床数も200床として、当地での災害救助の最新鋭病院としての陣容が整いました。
昭和35年には、当時、県内唯一の理学療法棟も完成、当院は労災疾病に関する予防から治療、リハビリテーションに至る一貫した高度・専門的医療を提供する労働災害の拠点病院として、高い評価を受けるとともに、その後めざましい実績を残すこととなります。
昭和50年代後半に入り、医療技術の向上や日進月歩の医療機器、設備に対応するため、老朽・狭隘化の進む施設の改築が急務となり、昭和57年から5ケ年計画をもって、新棟(病棟、検査棟、放射線棟など)の建設に取りかかりました。
新棟が完成する昭和62年までには、脳神経外科、泌尿器科、小児科、形成外科、皮膚科、麻酔科を逐次開設し診療機能の総合的な整備を図るとともに、病床数を300床として、地域医療の中核的役割を担う病院としての人的、物的両面での体制が整いました。
その後、平成5年4月に産婦人科を開設、平成7年には最新設備を揃えたリハビリテーション棟・人工透析室並びに管理棟が完成しました。また、平成8年には、救急告示病院の指定を受け、当地での救急医療体制での中心的・指導的な役割を果たすこととなりました。
労働環境や職場環境の変化にともない多様化する労災疾病に対しては、平成10年に「産業保健科」を、平成12年に「勤労者呼吸器病センター」を、また平成15年には「勤労者予防医療部」並びに「勤労者心の電話相談」を開設して、働く方々の健康の維持・増進に積極的に取り組むための専門体制を確保しました。
独立行政法人として新たなスタートを切った平成16年には、勤労者医療の一層の推進を図るため、一般の診療部門とは別に、これまでの勤労者医療に係る各部門を統括する「勤労者医療総合センター」を設置し、過労死予防対策やメンタルヘルス不全対策に取り組んでおります。特に、平成17年には深刻なアスベストによる健康障害に対し、アスベスト疾患センターを開設し、専門的な、診断、治療等を通し、労災疾病の研究機能を有する病院として、地域との医療連携を強化しながら、勤労者医療の中核的な役割を担っております。
平成18年6月には「核医学PET診断センター」を開設、魚津市からの貸与による県内初のPET/CTを導入し、平成19年1月には、厚生労働省から地域がん診療連携拠点病院の指定を受け、県内8つの指定病院と共に『富山型がん診療体制』への取り組みを行っています。
なお、平成23年7月に循環器内科及び平成25年5月から精神科並びに平成27年10月から病理診断科を正式標榜とし診療科の一層の充実を図っております。
病院の歩み
| 年月日 | 事項 | |||
|---|---|---|---|---|
| S28 | 誘致運動開始(魚津市) | |||
| 30 | 病院開設決定(労働省) | |||
| S33 | 1 | 病院開設事務所設置(富山労働基準局内) | ||
| 4 | 1 | 熊埜御堂進院長就任(初代) | ||
| 4 | 有峰診療所継承(中部労災病院) | |||
| 5 | 12 | 診療開始(内科、外科、整形外科、病床数40床) | 40床 | |
| 11 | 16 | 40床増床(西病棟3階) | 80床 | |
| 12 | 1 | 40床増床(西病棟4階) | 120床 | |
| 34 | 4 | 1 | 80床増床(東病棟3階、東病棟4階) | 200床 |
| 本館完成(1階サービス棟・手術棟、2階管理棟) | ||||
| 8 | 1 | 診療科増設(眼科、耳鼻いんこう科、歯科) | ||
| 12 | 28 | 設楽順院長就任(二代) | ||
| 35 | 2 | 1 | 理学療法棟完成 | |
| 36 | 12 | 20 | 機能回復訓練室完成 | |
| 43 | 4 | 1 | 診療科増設(理学診療科、放射線科) | |
| 44 | 8 | 1 | 中村富夫院長就任(三代) | |
| 45 | 3 | 9 | 病院バス運行開始 | |
| 46 | 2 | 22 | 放射線棟増築 | |
| 47 | 5 | 1 | RI棟完成 | |
| 50 | 3 | 31 | 作業療法棟完成、機能回復訓練棟増築 | |
| 12 | 1 | 診療科増設(脳神経外科) | ||
| 56 | 7 | 29 | CT棟完成 | |
| 57 | 4 | 1 | 診療科増設(ひ尿器科) | |
| 11 | 15 | (新)理学療法棟完成 | ||
| 59 | 10 | 1 | 新館完成(中央診療棟、厨房、手術・中央材料室、病棟等) | |
| 60 | 4 | 1 | リニアック棟完成 | |
| 61 | 4 | 1 | 診療科増設(小児科、形成外科) | |
| 50床増床(本館3階病棟) | 250床 | |||
| 4 | 15 | 本館改修(管理棟、医局) | ||
| 61 | 9 | 20 | 本館改修(外来部門、薬剤部、医事課) | |
| 本館付属診療棟完成 (CT室、内視鏡室、ガンマーカメラ室、超音波診断室) |
||||
| 62 | 4 | 1 | 診療科増設(皮膚科、麻酔科) | |
| 50床増床(本館2階病棟) | 300床 | |||
| 63 | 4 | 1 | 太田五六院長就任(四代) | |
| H5 | 3 | 31 | MRI棟完成 | |
| 4 | 1 | 診療科増設(産婦人科) | ||
| 6 | 3 | 1 | 本館改修(薬剤部、医事課、救急室) | |
| 4 | 1 | 廣根孝衛院長就任(五代) | ||
| 12 | 1 | 総合病院の承認 | ||
| 7 | 3 | 31 | リハ棟完成(作業療法室、人工透析室、管理棟) | |
| 8 | 8 | 1 | 救急指定病院の承認 | |
| 10 | 2 | 1 | 産業保健科開設 | |
| 3 | 31 | 本館耐震工事完成 | ||
| 12 | 6 | 1 | 勤労者呼吸器センター開設 | |
| 13 | 4 | 1 | 渡邉洋宇院長就任(六代) | |
| 15 | 4 | 21 | 勤労者心の電話相談開設 | |
| 5 | 1 | 勤労者予防医療部開設 | ||
| 9 | 1 | 消化器病センター開設 | ||
| 16 | 4 | 1 | 労働福祉事業団の廃止、独立行政法人労働者健康福祉機構設立 | |
| 木谷隆一院長代理就任 | ||||
| 勤労者医療総合センター開設 | ||||
| 17 | 4 | 1 | 三輪晃一院長就任(七代) | |
| 7 | 5 | アスベスト疾患センター開設 | ||
| 8 | 1 | がん相談室設置 | ||
| 18 | 1 | 15 | 放射線治療装置廃止 | |
| 3 | 30 | PET棟完成 | ||
| 4 | 24 | 日本医療機能評価機構の審査体制区分3(Ver.4.0)認定 | ||
| 6 | 14 | 核医学PET診断センター開設 | ||
| 19 | 1 | 31 | 地域がん診療連携拠点病院指定 | |
| 21 | 8 | 31 | リニアック棟改修・放射線治療装置設置 | |
| 22 | 4 | 1 | 放射線治療再開 | |
| 地域がん診療連携拠点病院指定更新 | ||||
| 23 | 4 | 1 | 木谷隆一院長就任(八代) | |
| 7 | 1 | 循環器内科(正式標榜)開設 | ||
| 日本医療機能評価機構の審査体制区分3(Ver.6.0)認定 | ||||
| 25 | 5 | 1 | 精神科(正式標榜)開設 | |
| 27 | 4 | 1 | 地域がん診療連携拠点病院指定更新 | |
| 10 | 1 | 病理診断科(正式標榜)開設 | ||
| 28 | 4 | 1 | 独立行政法人労働者健康安全機構 | |
| 11 | 1 | 新病院にて診療開始 | ||
| 29 | 3 | 29 | 地域医療支援病院承認 | |
| 30 | 2 | グランド・オープン | ||
| 30 | 4 | 1 | 平野典和院長就任(九代) | |
| R1 | 8 | 1 | 富山県がん診療地域連携拠点病院指定 | |
| 9 | 1 | 母乳外来、助産師外来、婦人科検診 開始 | ||
| 11 | 1 | 障害者病棟52床廃止 | ||
| 2 | 1 | 1 | HCU病棟1床増床(4床→5床) | |
| 2 | 1 | 地域包括ケア病棟導入(52床) | ||
| 2 | 人工透析室増床(21床→23床) | |||
| 11 | 1 | 発熱外来設置(プレハブ型) | ||
| 3 | 6 | 1 | 地域包括ケア病棟一時休止→コロナ専用病床開設 | |
| 4 | 3 | 1 | 核医学PET診断センター運用終了 | |
| 5 | 2 | 2 | 病院バス運行廃止 | |
| 4 | 1 | 角谷直孝院長就任(十代) | ||
| リウマチ・膠原病内科(院内標榜)開設 | ||||
| 5 | 1 | コロナ専用病床廃止→地域包括ケア病棟復活(52床) | ||
| 5 | 12 | 日本医療機能評価機構の審査体制区分3(3rdG:Ver.2.0)認定 | ||
| 12 | 22 | 稼働病床数変更(263床→247床) | ||
| 6 | 4 | 1 | 6階A病棟廃止・4階A病棟復活 | |
外来診療案内
診療科目
内科、小児科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、核医学科、麻酔科、健康診断部
受付時間
初めて受診される方(初診の方)
8時15分~12時00分
ご予約・再診の方(再来の方)
8時15分~12時00分
13時00分~15時00分(※午後は予約のみ)
※診察日、受付時間等は変更になる場合がありますので、直接病院へお問い合わせください。
休診日
土・日曜日及び祝日
年末年始(12月29日~同月31日、1月1日~1月3日)
※ただし、救急患者は24時間、随時受付をしております。
入院診療案内
病床数
247床 (特別室 1室、有料個室 27室)
面会時間
平日14:00~16:00(最終受付15:45)
主な施設認証・機器等
医療機関認定・指定
- 保険医療機関
- 救急告示病院
- 病院群輪番制病院(2次救急)
- 労災保険指定医療機関
- 労災保険リハビリテーション指定医療施設
- 生活保護法指定医療機関
- 身体障害福祉法更生医療機関(整形外科)
- 覚せい剤施用機関
- 結核予防法指定医療機関
- 原水爆被爆者一般医療機関
- 指定自立支援医療機関(育成医療・更生医療、精神通院医療)
- 協力型臨床研修病院
- 日本医療機能評価機構認定施設 一般病院2 3rdG(Ver.1.1)
- 日本医療薬学会認定薬剤師制度研修施設
- 富山県がん診療地域連携拠点病院
教育認定施設
- 日本内科学会内科専門医教育関連施設
- 日本アレルギー学会認定教育施設
- 日本循環器学会認定循環器専門医研修関連施設
- 日本透析医学会認定教育関連施設
- 日本呼吸器学会認定施設
- 日本呼吸器内視鏡学会認定施設
- 日本感染症学会認定研修施設
- 日本神経学会専門医教育関連施設
- 日本消化器病学会認定施設
- 日本消化器内視鏡学会認定施設
- 日本外科学会外科専門医制度修練施設
- 日本消化器外科学会修練施設
- 日本がん治療認定医機構認定研修施設
- 日本整形外科研修施設
- 日本脳神経外科学会専門医修練施設
- 日本脳卒中学会専門医研修教育病院
- 日本眼科学会研修施設
- 日本麻酔学会指導病院
- 日本ペインクリニック学会認定医指定研修施設
- 日本泌尿器科学会専門医教育施設
- 日本糖尿病学会教育関連施設
- 病態栄養専門医研修認定施設
主な医療設備
- 全自動生化学分析装置
- 1.5テスラMRI(磁気共鳴画像診断装置)
- 320列CT(コンピューター断層撮影装置)
- シネアンギオ(心臓血管連続撮影装置)
- シンチレーションカメラ(核医学画像診断装置)
- 乳房エックス線撮影装置
- 骨密度測定装置
- ESWL(体外衝撃波結石破砕装置)
厚生労働大臣の定める掲示事項(令和8年3月1日現在)
1 当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
2 入院基本料について
◎急性期一般入院料2【4B病棟】
当病棟では、1日に12人以上の看護師が勤務しています。
なお、時間帯毎の配置は次のとおりです。
・朝8時15分~夕方17時まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は7人以内です。
・夕方17時~深夜0時まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は13人以内です。
・深夜0時~朝8時15分まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は13人以内です。
◎急性期一般入院料2【5A病棟】
当病棟では、1日に12人以上の看護師が勤務しています。
なお、時間帯毎の配置は次のとおりです。
・朝8時15分~夕方17時まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は7人以内です。
・夕方17時~深夜0時まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は13人以内です。
・深夜0時~朝8時15分まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は13人以内です。
◎急性期一般入院料2【5B病棟】
当病棟では、1日に11人以上の看護師が勤務しています。
なお、時間帯毎の配置は次のとおりです。
・朝8時15分~夕方17時まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は6人以内です。
・夕方17時~深夜0時まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は12人以内です。
・深夜0時~朝8時15分まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は12人以内です。
◎地域包括ケア病棟入院料2【6B病棟】
当病棟では、1日に10人以上の看護職員が勤務しています。
なお、時間帯毎の配置は次のとおりです。
・朝8時15分~夕方17時まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は7人以内です。
・夕方17時~深夜0時まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は21人以内です。
・深夜0時~朝8時15分まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は21人以内です。
◎ハイケアユニット入院医療管理料1【HCU】
当病棟では、1日に6人の看護職員が勤務しています。
なお、時間帯毎の配置は次のとおりです。
・朝8時15分~夕方17時まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は2人以内です。
・夕方17時~深夜0時まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は2人以内です。
・深夜0時~朝8時15分まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は2人以内です。
3 入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制、意思決定支援、身体的拘束最小化について
当院では、入院の際に医師を初めとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画 策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしております。
当院では、厚生労働省「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」等の内容を踏まえ、適切な意思決定支援に関する指針を定めております。
当院では、多職種による身体的拘束最小化チームを設置し、緊急やむをえない場合を除き、身体的拘束を行わない取り組みを行っております。
4 DPC対象病院
当院は、入院医療費の算定にあたり、包括評価と出来高評価を組み合わせて計算する「DPC対象病院」となっております。
令和8年3月1日現在
※医療機関別係数 1.3952
(基礎係数 1.0451 + 機能評価係数Ⅰ 0.2738 + 機能評価係数Ⅱ 0.0572+ 救急補正係数 0.0191)
5 明細書の発行状況に関する事項
当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる診療明細書を無料で発行しております。
また、公費負担医療費の支払いが発生しない方につきましても診療明細書を無料で発行しております。
なお、診療明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、ご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行を含めて、診療明細書の発行を希望されない方は、③計算窓口にてその旨お申し出下さい。
6 東海北陸厚生局長への施設基準届出事項
●入院時食事療養費
当院では、入院時食事療養(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士又は栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)、適温で提供しています。
当院は、特別メニューの食事を提供しております。特別メニューの料金は、1食あたり17円(税込)となっており、詳細は各病棟のデイルームに掲示しています。
【入院時食事療養費の標準負担額について(1食につき)】
<70歳未満の方>
一般(住民税非課税世帯) 1食510円
一般(住民税非課税世帯) ※指定難病患者等 1食300円
住民税非課税世帯 過去12ヶ月の入院日数 90日以内 1食240円
住民税非課税世帯 過去12ヶ月の入院日数 90日超 1食190円
<70歳以上の方>
一般(住民税非課税世帯) 1食510円
一般(住民税非課税世帯) ※指定難病患者等 1食300円
住民税非課税世帯(低所得Ⅱ) 過去12ヶ月の入院日数 90日以内 1食240円
住民税非課税世帯 過去12ヶ月の入院日数 90日超 1食190円
住民税非課税世帯(低所得Ⅰ) 1食110円
●施設基準届出事項一覧(基本診療料・特掲診療料)
別添の施設基準届出事項一覧をご参照ください。
7 保険外負担に関する事項
当院では、以下の項目について、その使用量、利用回数に応じた実費のご負担をお願いしております。別添の保険外負担一覧表をご参照ください。
なお、当院では、衛生材料等の治療(看護)行為及びそれに密接に関連した「サービス」や「物」についての費用の徴収や、「施設管理費」等の曖昧な名目での費用の徴収は行っておりません。
●特別療養環境の提供【保険外併用療養費】
当院では、特別療養環境室(有料室)をご用意しております。利用を希望される方に、室料差額料金を徴収いたします。別添の室料差額料金表をご参照ください。
●地域医療支援病院の初診及び再診【保険外併用療養費】
当院は地域医療支援病院、紹介受診重点医療機関に指定されており、かかりつけ医や身近な医療機関からの紹介状を持って受診いただくことに重点をおいた医療機関です。
他の保険医療機関等からの紹介によらず、当院に直接来院された方を対象として、通常の診療費の他、初診にかかる費用として7,700円をご負担いただきます。ただし、緊急その他やむを得ない事情により来院した場合はこの限りではありません。
また、再診の患者さんのなかで、当院から他の医療機関等を紹介されたにもかかわらず、当院への継続希望をされた方を対象として、通常の診療費の他、再診にかかる費用として3,300円をご負担いただきます。ただし、緊急その他やむを得ない事情により来院した場合はこの限りではありません。
初診時選定療養費 7,700円
再診時選定療養費 3,300円
●入院期間が180日を超える入院【保険外併用療養費】
入院医療の必要性が低いにもかかわらず、患者さん側の事情により180日を超えて入院される場合は、1日につき2,673円を別途徴収いたします。
1日につき 2,673円(消費税込)
●白内障患者に対する水晶体再建術に使用する多焦点眼内レンズ支給【保険外併用療養費】
当院では、多焦点眼内レンズを使用する白内障手術を受けられる場合、選定療養の費用として、通常の診療費とは別に、次のレンズ費用(自費)をご負担いただきます。
①日本アルコン Clareon PanOptix
(モデル:CNWTT0)
178,100円(消費税込)
②日本アルコン Clareon PanOptix TORIC
(モデル:CNWTT2、CNWTT3、CNWTT4、CNWTT5、CNWTT6)
200,100円(消費税込)
③日本アルコン Clareon PanOptix AutonoMe
(モデル:CNATT0)
178,100円(消費税込)
④日本アルコン Clareon PanOptix TORIC AutonoMe
(モデル:CNATT2、CNATT3、CNATT4、CNATT5、CNATT6)
200,100円(消費税込)
⑤日本アルコン Clareon Vivity TORIC AutonoMe
(モデル:CNAET0)
178,100円(消費税込)
⑥日本アルコン Clareon Vivity TORIC AutonoMELT
(モデル:CNLET2、CNLET3、CNLET4、CNLET5、CNLET6)
200,100円(消費税込)
⑦HOYA Vivinex Gemetric
(モデル:XY1-G)
189,100円(消費税込)
⑧HOYA Vivinex Gemetric Toric
(モデル:XY1-GT2、XY1-GT3、XY1-GT4、XY1-GT5、XY1-GT6)
211,100円(消費税込)
●長期収載品の処方等又は調剤に関する事項
長期収載品の選定療養とは、令和6年度診療報酬改定により令和6年10月1日から導入されている制度です。
(※長期収載品とは:後発医薬品(ジェネリック医薬品)がある先発医薬品)
患者さんの希望により長期収載品を処方した場合に、長期収載品と後発医薬品の差額の4分の1に相当する金額を、選定療養費(特別の料金)として患者さんにご負担いただく仕組みです。
~対象となる医薬品~
・後発医薬品が市販されて5年以上経過した長期収載品
・後発医薬品への置換率が50%以上を超える長期収載品
※注射剤も対象
~対象外になる場合~
・医師が医療上の必要性があると判断し長期収載品を処方した場合
・後発医薬品の提供が困難な場合
・バイオ医薬品
~負担金額~
長期収載品の価格と後発医薬品内での最高価格との価格差の4分の1
※選定療養費には別途消費税もかかります。
具体的な対象医薬品リストなど、詳細についてはこちらをご確認ください。
後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について(厚生労働省のホームページが開きます)
8 院内掲示事項及びウェブサイト掲載事項
●医療DX推進体制整備加算
当院は医療DXを推進して質の高い医療を提供できるように体制整備を行っております。
☑オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して診療を実施しております。
☑マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。
☑電子処方箋の発行、電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXにかかる取組を実施してまいります。(今後導入予定です。)
●医療情報取得加算
☑当院はオンライン資格確認を行う体制を有しています。
☑当院を受診した患者さんに対し、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行います。
●医師事務作業補助体制加算
当院では医師の負担軽減及び処遇改善のため、さまざまな取り組みを行っております。
詳細は、医療従事者の負担軽減及び処遇改善に関する取組みをご参照ください。
●栄養サポートチーム加算
当院では栄養サポートチームによる診療が行われており、栄養サポートチーム加算を算定しております。
詳細については、各病棟等に掲示しておりますのでご参照ください。
●医療安全対策加算
当院では医療安全管理者等による相談及び支援が受けられます。
詳細については、各病棟等に掲示しておりますのでご参照ください。
●感染対策向上加算
当院では院内感染防止対策に関する取り組みを行っています。
詳細については、各病棟等に掲示しておりますのでご参照ください。
●患者サポート体制充実加算
当院では、患者さんやご家族からのご相談等に対応する窓口(皆さまの相談室)を設置しています。ご相談等に対して専門のスタッフが対応させていただきます。
詳細については、各病棟等に掲示しておりますのでご参照ください。
●後発医薬品使用体制加算
当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取組などを実施しています。
当院では、医薬品の供給不足等が発生した場合に、治療計画等の見直し等、適切な対応ができる体制を整えております。
なお、状況によっては、患者さんへ投与する薬剤が変更となる可能性がございます。変更に当たり、ご不明な点がありましたら、当院職員にご相談ください。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
●入退院支援加算
当院では、患者さんが安心・納得して退院し、早期に住み慣れた地域で療養や生活を継続できるように、施設間の連携を推進し退院のご支援を実施しております。
詳細については、各病棟等に掲示しておりますのでご参照ください。
●協力対象施設入所者入院加算(介護保険施設等との連携について)
当院は、以下の介護保険施設等の協力医療機関として定められており、連携して
入所者の病状の急変時に適切な入院受け入れを行っています。
<介護保険施設等の名称> 令和7年4月1日現在
〇社会福祉法人海望福祉会
特別養護老人ホームあんどの里
障害者支援施設ひゞき
〇医療法人社団ホスピィー/有限会社ハピネス
介護療養型老人保健施設ちょうろく
老人保健施設ちょうろく
小規模多機能型居宅介護経田ちょうろく
石垣ちょうろくハウス
ショートステイ/デイサービスちょうろく
〇医療法人社団友愛病院会
黒部温泉病院介護医療院
〇医療法人社団七徳会
魚津病院介護医療院
魚津老人保健施設
〇社会福祉法人新川老人福祉会
特別養護老人ホーム新川ヴィーラ
地域密着型特別養護老人ホーム片貝ヴィーラ
軽費老人ホーム新川ハイツ
ケアハウス魚津ハウス
グループホームちゅうりっぷ
グループホームしんきろうハウス
●院内トリアージ実施料
当院では、夜間、休日または深夜において、受診された患者さんに対して、院内トリアージを実施しております。
トリアージとは、救急患者を緊急度・重症度に応じて振り分け、より早く診療が必要な患者さんから優先して診療を行っていく方式です。
トリアージする事により、早急に診察が必要な重症患者さんは、長時間待つことなく診療を受けることができます。
●外来腫瘍化学療法診療料1について
・専任の医師、看護師又は薬剤師を院内に常時1人以上配置し、本診療料を算定している患者様から電話等による緊急の相談等に24 時間対応できる連絡体制を整備しています。
・急変時等の緊急時に当該患者様が入院できる体制を確保しています。
・実施される化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会を開催しています。
レジメンの詳細はこちらをご覧ください。
●コンタクトレンズ検査料
コンタクトレンズの装用を目的としている方で、当院に初めて受診された方は、初診料を算定されます。
当院で過去にコンタクトレンズ検査料が算定されている場合には、外来診療料が算定されます。
★初診料・・・291点
★外来診療料・・・76点
★コンタクトレンズ検査料1・・・200点
◆コンタクトレンズ装用の為に受診された方でも、厚生労働省が定めた疾患がある場合には通常の診察になります。
(装用を中断する必要がある場合、緑内障、網膜硝子体疾患、内眼手術の術後、遠視、弱視、円錐角膜等)
◆治療を要する場合には、別途薬代や処方料等がかかります。
◆ご不明な点があれば、おたずねください。
◆コンタクトレンズ診療担当医 眼科 小澤 由明
(眼科診療経験 十分な診療・手術経験を有する)
●下肢末梢動脈疾患指導管理加算
当院は、透析を施行している方へ足病に対する取り組みを実施しています。下肢末梢動脈の虚血性病変が疑われる場合、専門的な治療体制を有する医療機関と連携を行っています。
連携医療機関:国立大学法人富山大学附属病院
所在地:富山県富山市杉谷2630番地
●一般名処方加算
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、医薬品の有効成分をもとにした一般名処方※を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※一般名処方とは
処方箋には、患者さんが受け取る医薬品が記載されていますが、医薬品の商品名を記載する場合と、一般名(有効成分名)を記載する場合があります。このうち、一般名で記載して処方することを一般名処方といいます。一般名処方で記載された処方を受け取った場合、有効成分名が同一である医薬品が複数あれば、薬剤師と相談して、患者さんと一緒に選ぶことができます。
●手術実績
厚生労働省が定める手術に関する施設基準に基づき、当院における令和6年1月~12月までの期間について、手術実績を示します。別添の手術実績をご参照ください。
★医科点数表第2章第10部手術の通則の5及び6(歯科点数表第2章第9部手術の通則4を含む)に掲げる手術
1 区分1に分類される手術 ア~オ
2 区分2に分類される手術 ア~キ
3 区分3に分類される手術 ア~キ
4 区分4に分類される手術
5 その他の区分に分類される手術 ア~オ
★緊急整復固定加算及び緊急挿入加算に関する手術件数
大腿骨近位骨折後48時間以内に実施した手術
9 医療従事者の負担軽減及び処遇改善に関する取組み
当院では医療従事者の負担軽減及び処遇改善のため、さまざまな取り組みを行っております。
詳細は、別添をご参照ください。
【病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善に資する計画】
- 医師と他職種による役割分担
- 診療応援等医師の活用
- 地域医療機関との連携推進
- 外来患者数縮小への取組み
- 医師の勤務体制等に係る取り組み
【看護職員の負担の軽減及び処遇の改善に資する計画】
- 業務量の調整
- 新卒職員、新入職員、妊娠中の看護職員に対する配慮
- 妊娠・子育て中、介護中の看護職員に対する配慮
- 看護補助者の配置
- 多職種との業務分担
- 多様な勤務形態の導入
- 研修会・勉強会の実施時間の検討
- 人員に関すること
【医療職の負担の軽減及び処遇の改善に資する計画】
- 放射線部門に関すること
- 薬剤部門に関すること
- 臨床検査部門に関すること
- リハビリテーション部門に関すること
- 臨床工学部門に関すること
- 栄養管理部門に関すること
【その他】
全職種に関すること
病院機能評価3rdG:Ver.2.0~の認定を受けました。
当院は、2023年5月12日付けで(財)日本医療機能評価機構より病院機能評価認定証を受領しました。これまでに、2006年4月24日(1回目)、2011年7月1日(2回目)、2017年6月2日(3回目)、と受審し、今回が4回目の認定(更新)となります。
「私たちは、働く人々・地域の皆さんに信頼され、愛される病院を目指します」という理念のもとに、今後も、更なる医療の質の向上を図ってまいります。
1 認定種別 一般病院2(機能別版評価項目3rdG:Ver.2.0)
2 認定期間 2021年4月24日~2026年4月23日

評価結果については、(財)日本医療機能評価機構のページ(外部リンク)をご覧ください。
病院機能評価とは
患者さんや地域の方が適切で安心な医療を受けられるよう、(財)日本医療機能評価機構が医療機関の評価を行うものです。
審査は(財)日本医療機能評価機構から派遣された医療知識・経験を有した専門家(サーベヤー)が、診療部門・看護部門・事務管理部門の多方面にわたり、評価を行います。
審査の結果、一定の水準を満たしていると認められた病院が「認定病院」として認められます。